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【改装工事の割には2年前のままだったコスモスパーク】
オフィシャルに誘導されて車を止め、降りる頃になると、先程の雨が嘘のように晴れ間が広がりだした。
外に出ると暑い。荷物を担いで歩き出すと、屋台トラックにギャラリーの列が出来ている。後の放送で知ったのだが、「天丼弁当屋」だったらしい。この暑いのに天丼は入らないだろうとは思ったものの、実際行列が出来ていたし、しばらくすると「完売しました」と再度放送が入ったので、ラリーは観戦に来る方もタフなんだなと脱帽。
撮影場所は"田辺製薬アスパラドリンクコーナーストレート"を取ろうと決めていた。
一昨年に出遅れて陣取れなかったからだ。しかし今日も既に最前列は埋まってしまっていた。仕方がないのでその背後にビタ付けでパイプ椅子を置く。コーナーを出てきた姿が正面から撮れて、更にサイドを流し撮りしようと思えば充分な距離も取れる絶好の場所をキープ。私の前に座っている二人組は、写真を撮る気はないらしく、座って観戦しそうな雰囲気だった為、こちらが立ち上がれば視界は確保できそう。
周囲はテーブルを広げたファミリー、デート感覚で観戦に来ているカップルなんかがいる。
私に野郎4人組が声を掛けてきた。「隣りで撮っても邪魔になりませんか?」。
邪魔も何も思いっきり射程距離じゃないですか。「コーナーを出て、目の前の直線までずーっとカメラで追いたいので、邪魔です」と言うと、退散した。その声が周囲にも聞こえたのか、その後、私のレンズ前に立つギャラリーはいなかった・・・。
場所が取れて落ち着いたところで、あまりの暑さに車へ戻って昼食を取ることにした。オニギリ2個で燃料補給し、また戻る。横のファミリーは、子供がコースロープをくぐったりで、片時もじっとしていないので、奥さんが半ばヒステリーのようになって絶叫している。
ここでコスモスパーク入口に止まっていた散水車が始動。ここアスパラコーナー…のギャラリー前は往復して丁寧に水を巻いてくれるので助かる。一昨年は息が詰まるような砂埃を浴びて降伏状態だったっけ。
やがて隣りのカップルが「プレスが来たよ」なんて彼女に話しているので、目をやると水野カメラマン他数名が前方を歩いて来た。それから間もなくの13:20、先行車登場。
【SS6・7】
続く13:46分、1号車登場。晴れたり曇ったりで、安定したシャッタースピードが確保できず、写真に集中できない。晴れ間が見えたとは言うものの、雲が多く一度日陰になると、シャッタースピードが60まで落ちたりする。1本目はコーナーを抜けたところの静止画が撮りたかったのだけれども、これではブレてしまったかな?と出来上がりを見るまでは不安。
ダイハツストーリアが登場すると、横の彼女が「キャ〜かわいい!」なんて黄色い声を出している。
ところが今度はBクラスに入ると、ラリー車の立てる埃の量が半端じゃない。砂嵐がこちらに流れて来ると、「うっそ〜こっちくるよ!嫌ぁぁ〜!」と大絶叫。彼氏は自分が連れてきた責任もあり、オロオロしながら砂からかばってあげたりしていて泣ける。
やがてCクラスになると、砂の襲撃には慣れたのか、「あの車がカッコ良くて好き♪」なんて指している。見るとLUCK勝田車だった。ナカナカ渋いところに目を付けて来たねと考えていると、彼氏が一言。「5ZIGEN!」。何でやね〜ん!確かにスポンサーには入っているけど。色んな意味で話題を提供してくれた方々でした。
今回のDJは慣れているのか、聞いていても安心。放送ばかりが盛り上げようと気負ってしまい、逆にギャラリーが寒くなってしまうことが多々ある中で、ここ京都は次に何号車が来るか、そのDr.Co−Dr.の趣味・特技(パンフに書いてあった通りだけれども)まで自分のコメントを交えつつ流すので面白い。
やがて14:20に1本目終了。
ここで放送。「次のSSまで30分ありますので、選手と記念撮影をするもよし、車の写真を撮るもよし」。その声に押されたのか、場所を変えたい為か、最前列のギャラリー達が荷物をまとめ去って行く。お陰でこちらは1列目に踊り出て、次の写真の構図を考えたりしていたところ、先程の放送から10分と立たないうちにアナウンサーの「間もなく先行車が来まぁす。コース内には入らないでくださ〜い」。
あら、時間に余裕があるのではなかったの? ギャラリーがまたいそいそと戻ってきた。
次のSS7は14:31に2本目0号車登場。今度は流し撮りをしてやろう。Aクラスも転倒しそうに車体を傾けて走っていくので、ギャラリーは迫力に声を上げて観戦している。
1台毎にここでのラップタイムを読み上げてくれるので、誰が速かったのかが比較できてとても良い。1分50秒前後のタイムが続く中で、奴田原選手の1分45秒には周囲から溜息が漏れた。勝田選手はSSが終わった後、ギャラリーの前で箱乗りをしたらしい・・・。1本目と2本目の間隔もスムーズで、台数が少ない為トラブルもなく、15:15にはギャラリーステージが終了してしまった。
この後、ギャラリー抽選会があるようだけれども、出て行く車多数。私も次の予定があるので、早々に引き上げ、渋滞する列に合流した。ダート路で登り坂。わだちに足を取られてエンスト。セリカで上がって行けるのかと不安になった。やがて一般道に合流し、ギャラリーの車が一斉に同じ方向へ帰っていくのを尻目に、我がセリカのナビは別の道を行けと指示をする。
信じて府道364へ。これが県道か?と思うような対向は無理だと思われるような暗い山道の中を走る細い1本道。ハイビームを付け、走ること数十分。途中対向車と遭遇することもなく、CPの「スプリングスひよし」に着いた。
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