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【モーニングショット】
7月18日(日)雨後晴
ついさっき布団に入ったと思ったら、5:00にはもう目覚ましに叩き起こされる。
窓の外で雨が激しく降っている音が聞こえた。フロントで清算を済ませて外へ出ると、雨は傘がいらない程度になっていた。今日の最初の撮影ポイントはGINZAN。赤井川村から少ししか離れていない場所で、ヴィッツで走り出すと、周囲は数メートル先が見えないような深い霧に包まれていた。コマ図の通りに林道入口に到着し、ここから坂本教官のグラベル運転技能講習で進んでいく。
初めてのダート走行にも関わらず、それなりには走れるようになってきた。無事に他のプレスの待機する駐車スペースに到着。朝の賑やかな雑談が始まった。
やがて誰が持ち出したのか、みんな手に手に"バクチク"を持って子供のように火を付けて放り投げている。あんなところにも人がいたんだ、と思うような場所から破裂音が聞こえて煙が立ち昇っている。熊がいるから、熊がいるからってプレスの誰か?
朝からあまりのハイテンションに笑い死にするかと思った…。
SS5のsilver mt.Rは上り右コーナーのアウト側が、正面からややサイドに体を向けた絵が撮れそうなので、私はここを拠点にしよう。すぐ後ろは藪、友好的ではなさそうな虫達が飛び交っている。虫除けを塗ってこれば良かったなぁ。 0カーを見送って、右コーナーを抜けた辺りで車両が現れて、そこから直線。更に目の前の右コーナーを曲がるという撮影ポイントが何箇所かあるな〜と思っていたら、1号車が現れて感激。
今朝までの雨で出来た水溜りの水しぶきを跳ね上げるシーンが撮れる! ところがCクラスに移り、田口選手がいきなり山の陰からジャンプしながら現れたのには思わず絶叫。「ジャンプ〜!?」。
しかしジャンプしつつの登場なので、マニュアルフォーカスで置きピンしておいて、来た瞬間に狙ったタイミングを撮るという技は高度であきらめ、このシーンは逃してしまった。またCクラスになるとラインが変わるのか、車体がデカくて水溜りをまたいでしまうのか、スプラッシュシーンも上手く収められなかった
【ロードサービスに白タク。ダート走行もこなせる彼の正体はレンタカー…】
ここのSS1本は、特に大きな遅れもなくリタイア車も1台と、順調に終了。また坂本さんのダート講習で下って行く。こんなに神経を使っての運転って最近していただろうかと思う程、ライン取り・路面の形状・道幅等に気を配りながら走る。
【ギャラリーステージへ移動】
山中牧場のすぐ先を左折し、舗装された山道を走り、オフィシャルが立っているダートに切り替わる地点からプレスの駐車スペースを探す。ダート路をギャラリーの親子が歩いている脇を通った。
そうそう昨年は私も一人この道をカメラバックに食料・パイプ椅子を担いでギャラステまで下って行ったなぁ。
コースが少しえぐれた辺りに、プレスが山側の崖ギリギリに車を寄せて待機している。車外に出ると北海道とは言え、日差しは痛いぐらいに照り付けてくる。昨年観戦したギャラリーコーナーには、すでにたくさんのギャラリーが入っていた。自分が陣取っていた場所辺りを懐かしく見上げる。今年はもう少し下って、コースから崖を上ったところで観戦場所にすることにした。
目の前では、ここview downhillがその名の通り、左コーナーを抜けつつ直線で通過し、キツイ右カーブを曲がっていく場面が追える。撮影側より背後の崖下に目をやれば、上記右コーナーから直線へと速度を上げて駆け抜け、右コーナーで消えて行くまでが見える。視線を上げれば遠くダム湖と、それを囲む山々が見えて、まさに360°パノラマの景色。待っている間に石田選手がリタイアしたとの情報が流れてくる。こうなると誰が入賞してくるのかわからなくなってきた。
SS8の1号車が来たのでファインダー越しに切り取ってみると、青い空とその下の深い緑の山、その前に伸びる道を通過するラリー車は美しい絵になった。たった今、目の前を激走していたと思った車が、もうゴール地点にちょこんと止まっているのを見ると驚愕すると共に、"やっぱラリーストってクレイジーだわ"なんて思ってしまう。このSSが終わって、同じ場所をもう1本走る為に、選手はまたスタート地点に帰っていく。
それにしても、この場所は何と言っても得体の知れない虫が大量発生していて気が散る。害はなさそうで、体が黄色く透き通っていて蚊よりも小さいのだけれども、とにかく人の周りに集まってくるので鬱陶しい。競技はここに至るまでにリタイア車続出につき、全車通過し終わるまでが早い。あっという間に最終ゼッケンだと思ったら、追上車のしばらく後、もう0カーがやってきた。
場所を変えずにいると、他から何人かのプレスが集まってきた。やはり同じ虫に閉口させられているようで、バタバタと仰ぎながら「これ絶対にこんな風に話しているうちに口に入ってるよな〜」なんて声が聞こえる。確かに・・・。
1本目はコーナーを抜けて車両姿勢が変わりかけた辺りを狙ったけれども、SS10の2本目は目の前を通過していく様子を流し撮り。崖の上から見ているので、車両の挙動が良くわかる。ランサーVSインプレッサも、Dr.のドライビングに差はあるものの、大体その車の性格が出た動きになっている。オープンクラスになると、路面に足を取られるのか右に左に揺れながら消えて行った。
キロロでの撮影もこれで終わり。折角取ってもらったプレスパス、入ったSS全てに集中できたのか、そのカメラ設定で良かったのか等自問自答しつつ、コースを後にする。
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