1月6日(土)、開幕した。
ポルトガルのアレンテージョ地方で行われた最初のセレクティブセクション(SS、競技区間)、116.13kmのSS1では、地元ポルトガルのカルロス・スーザ(VW・レーストゥアレグ2)が1時間20分38秒のトップタイムを叩き出して総合首位に。$^これにジニール・ドゥビリエ(南アフリカ)、カルロス・サインツ(スペイン)、アリ・バタネン(フィンランド)、マーク・ミラー(アメリカ)が4分以下の僅差で続き、フォルクスワーゲン勢がトップ5を独占する速さを見せた。
ヨーロッパステージ終了の成績。
【総合成績(暫定)1月7日(日)第2レグ終了時】
1 C・スーザ VW・レーストゥアレグ2 2時間21分57秒
2 C・サインツ VW・レーストゥアレグ2 45秒
3 G・ドゥビリエ VW・レーストゥアレグ2 2分12秒
4 J-N・ロマ 三菱パジェロエボリューション 3分29秒
5 S・ペテランセル 三菱パジェロエボリューション 3分55秒
6 G・シシェリ BMW X3 4分49秒
7 M・ミラー VW・レーストゥアレグ2 6分27秒
8 増岡 浩 三菱パジェロエボリューション 6分47秒
9 N-S・アルアティヤ BMW X3 8分33秒
10 C・ラヴィエイユ 日産・ピックアップ 9分24秒
12 L・アルファン 三菱パジェロエボリューション 9分27秒
13 J-L・シュレッサー シュレッサー・フォード 13分02秒
18 R・ゴードン ハマー 18分08秒
27 A・ベルクート 三菱レーシングトライトンエボリューション
24分15秒
29 K・コルバーグ 三菱パジェロ 24分51秒
35 J・クラインシュミット BMW X3 32分54秒
43 三橋 淳 トヨタ・ランドクルーザー 37分27秒
51 池町佳生 三菱パジェロ 44分21秒
60 山田周生 トヨタ・ランドクルーザー 50分15秒
64 リュー・ビン 三菱パジェロ 53分45秒
79 M・ポーンシリチャン 三菱レーシングトライトンエボリューション
59分50秒
109 片山右京 トヨタ・ランドクルーザー 1時間30分59秒
113 A・バタネン VW・レーストゥアレグ2 1時間37分14秒
134 篠塚建次郎 日産・パスファインダー 6時間50分59秒
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1位のタイムは第1レグからのSS合計所要時間とペナルティーの合計
2位以下のタイムはトップとの差
■アフリカンステージがスタート
「チーム・レプソル三菱ラリーアート」はペテランセルが総合4位、増岡が総合6位に浮上
1月8日(月)に第3レグを開催し、モロッコのナドールからエルラシディアまで648km、うちSS(競技区間)252kmを走行。
前回大会総合2位のジニール・ドゥビリエ(南アフリカ/VWレーストゥアレグ2)が2時間46分12秒のSSトップタイムをマークし、カルロス・サインツ(スペイン/VWレーストゥアレグ2)がSS2位、ステファン・ペテランセル(フランス/三菱パジェロエボリューション)がSS3位、そのチームメイトであるリュック・アルファン(フランス/三菱パジェロエボリューション)がSS4位で続いた。
この結果、サインツが前日からひとつポジションを上げ、合計タイム5時間9分19秒で総合首位に浮上。総合2位にドゥビリエ。
過去2日間首位を守ってきたカルロス・スーザ(ポルトガル/VWレーストゥアレグ2)はSS6位で総合3位に後退したが、依然フォルクスワーゲン勢がトップ3を占めている。
「チーム・レプソル三菱ラリーアート」では、前述のペテランセルが前日からひとつ順位を上げて総合4位に。
そして、日本期待の増岡浩はSS7位ながらもポジションをふたつ上げて総合6位へと浮上。虎視眈々と上位進出の機を狙っている。
待望のアフリカに、増岡が燃えた。前夜にフェリーで地中海を渡り、ナドールから205kmのリエゾンをこなして、いよいよ迎えた最初のアフリカンステージ。アトラス山脈の麓を南下していくこのSS3は、ハイスピードな区間とテクニカルな区間が混在する252km。
その最初の区間タイム計測が行われた33km地点を4番手で通過した増岡は、64km地点では3番手、そして93km地点では2番手と、着実にトップに迫る。新型『パジェロエボリューション』を得て、「一体感を持って走れている」と語っていたとおりのドライビングを見せつけた。残念だったのは、猛烈な埃が立ち込めたワジ(枯れ川)で4台の2輪と1台のクワド(4輪バギー)を追い越そうと際、右フロント部を大きな石にヒットさせ、パワーステアリングが破損してしまったこと。増岡は、残る90kmの悪路をパワーアシストなしで走り切ることを余儀なくされた。
「チームによるフィジカルトレーニングの甲斐があって、重くなったステアリングでの操でも、何とか走り切って最小限のタイムロスに食い止めたつもりです。
明日は405kmのロングステージですから、遅れを取り戻すチャンス。マシンのフィーリング自体はものすごくいいので、ミスを犯さないように頑張ります」と、明日以降の巻き返しを誓った。
アフリカ初日を終了した大会の上位陣に大きな波乱はなく、SS3後の競技車両は191kmのリエゾンを経て、アフリカ最初のビバーク地エルラシディアへ。
そして大会4日目となる1月9日(火)に行われる第4レグは、エルラシディアからさらに96km南下した地点から、405kmのSS4を実施。アトラス山脈の南を行くこのコースから、ついに砂丘が出現する。
中でも、メルドゥーガ砂丘は毎年スタック車両が続出する、ラリー最初の山。加えて、ワジや岩場、起伏の大きな砂地のピストも控え、ダカールラリーの醍醐味を一気に味わえるステージが待ち受ける。
■サポートカー『デリカD:5』もついにアフリカ入り
ワンボックスタイプのミニバン、新型『デリカD:5』が、その発売(今春予定)を前にアフリカ入りを果たした。
同車は、「チーム・レプソル三菱ラリーアート」のサポートカーとして今大会に参加しているもので、APRC(FIAアジア・パシフィックラリー選手権)で活躍する田口勝彦(ラリーアート)がドライバーを担当。
「アフリカといえば灼熱の大地、というイメージがあったのですが、見事に裏切られました」と田口は笑う。
「今日はグランドキャニオンのような岩場の渓谷を越えたのですが、その峠道の両脇には20〜30cmくらいの雪が積もっていました。
気温もそのあたりでは5℃くらい。でも、エルラシディアのビバーク地では20℃くらいあります。
『デリカD:5』はもちろん快調で、峠道での走行がかなり楽しめました。予想していた以上に面白いクルマです」
【総合成績(暫定)1月8日(月)第3レグ終了時】
1 C・サインツ VW・レーストゥアレグ2 5時間09分19秒
2 G・ドゥビリエ VW・レーストゥアレグ2 1分02秒
3 C・スーザ VW・レーストゥアレグ2 4分26秒
4 S・ペテランセル 三菱パジェロエボリューション 6分03秒
5 M・ミラー VW・レーストゥアレグ2 9分12秒
6 増岡 浩 三菱パジェロエボリューション 11分17秒
7 J-N・ロマ 三菱パジェロエボリューション 11分37秒
8 L・アルファン 三菱パジェロエボリューション 11分59秒
9 G・シシェリ BMW X3 12分59秒
10 N-S・アルアティヤ BMW X3 22分39秒
11 J-L・シュレッサー シュレッサー・フォード 26分18秒
18 A・ベルクート 三菱レーシングトライトンエボリューション
53分01秒
22 R・ゴードン ハマー 58分50秒
23 J・クラインシュミット BMW X3 1時間00分30秒
41 池町佳生 三菱パジェロ 1時間28分37秒
44 リュー・ビン 三菱パジェロ 1時間33分48秒
49 三橋 淳 トヨタ・ランドクルーザー 1時間39分45秒
52 M・ポーンシリチャン 三菱レーシングトライトンエボリューション
1時間43分20秒
77 山田周生 トヨタ・ランドクルーザー 2時間16分13秒
92 片山右京 トヨタ・ランドクルーザー 2時間36分25秒
125 A・バタネン VW・レーストゥアレグ2 6時間28分00秒
130 篠塚建次郎 日産・パスファインダー 8時間04分09秒
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1位のタイムは第1レグからのSS合計所要時間とペナルティーの合計
2位以下のタイムはトップとの差
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