MCSCラリー・ハイランドマスターズ2007
Photo&Report T.Imamura
やっと来た!本命奴田原文雄が今季初勝利


 奴田原にとって今年の全日本選手権は、不運続きとしか思えないトラブルが続き、ここまで優勝なしと言う信じられない結果になっていた。
昨年まではこの全日本選手権の最終戦をつとめていたMCSCらりー・ハイランドマスターズは、ここまでチャンピオン争いが持ち込まれ、白熱したドラマが繰り広げられてきたが、その最終戦は今年初めて全日本選手権を手がける新城ラリーにバトンを譲った。










 競技はいきなり岩下英一の好走から始まった。
岩下は、すでにベテランの領域に入りつつある選手で、各競技では、コンスタントに上位に顔を出している。あとはチャンスがあれば優勝争いの走りを見せてもおかしくない選手。
 ラリーは岩下がトップ、インターコムの不調という奴田原が2位につける展開だった。チャンピオンを決めている勝田範彦は、2人の後追う展開になった。

 今年のギャラリーステージには、ここのラリーでの名物川渡りが復活した。4位を走っていた大庭誠介、SS5では勝田も電動ファンのトラブルからタイムロス。トップ争いから大きく遅れてしまった。
SS5終了後のサービスからは、トラブルを解消した奴田原が本領を発揮。以後のSSでベストタイムを叩き出し、岩下がタイヤバーストで大きく遅れたこともあって、最終的に2位に約46秒の差をつけて今季初優勝をおさめた。

昨年は、勝田と最終戦までチャンピオンを争い、逆転で決めた相性の良いラリー。
2007年は良いところなく来てしまったが、ここでは貫禄の勝利。
コンスタントに入賞してくるものの、優勝まで後一歩と言う戦績に終わっていたが、今回はいきなりトップに立ち、奴田原とのバトルは、見ているギャラリーを楽しませてくれた。
前戦で念願だったチャンピオンを決めた勝田だったが、前を行く2人を追ったが届かず、逆にジリジリと離されて3位。


1位
JN4-1位 奴田原文雄/小田切順之 ADVAN・PIAAランサー 1:10:24.8
2位
JN4-2位 岩下英一/高橋昭彦 GUM ADVANランサー 1:11:11.0
3位
JN4-3位 勝田範彦/晝田満彦 ラック名古屋スバルStiDLインプレッサ 1:12:25.8
4位
JN4-4位 大庭誠介/高橋巧 REPSOL-ADVANランサー 1:13:49.8
5位
JN4-5位 天羽桂介/鈴木一也 SKスポーツラリーチーム 1:14:44.8
6位
JN2-1位 平塚忠博/鈴木裕 ダイハツブーン X4 1:15:15.4
JN3-1位 榊雅広/井出上達也 J&SクスコKYB☆BSインテグラ 1:21:05.7