第29回糠平湖氷上タイムトライアル
2007年JMRC北海道ジュニアシリーズ 第1戦
2007年JMRCオールスター選抜
撮影/報告 前田 進(北海道)

2007年1月20〜21日

 
北海道ダートトライアルの開幕戦となった糠平湖氷上タイムトライアルが、北海道・十勝、上士幌町の糠平湖の結氷した湖上で、開催された。
全国でも完全な氷上での競技会はここだけらしい。しかし、コース作りは自然の寒さのみのため、地球的な温暖化で1月上旬に雨が降ったりして、寒気が弱く気をもんだが、薄いところでも20Cm程度の氷になっていて一安心。 競技会当日の朝は−24℃をさしていた。

そんな氷上での走りを楽しむために、谷田川敏幸、大井義浩、荒井信介らトップトライアラーもエキシビジョンで出走、そして大井こずゑは高山短大のインプレッサを持ち込みセットアップを計っていた。
今回は、スポンサーの1社が、学生ドライバーの1位に賞金30,000円を提供したために、自称学生が手を上げたが、学生証の提示を求められ、本物(?)の6名の学生は別枠のレベルで杯を競うことになった。
クローズドクラス (エントリィー 8台)
唯一FR車のAE−86を駆る日下祐一は豪快に走り喝采を浴びるがやはりタイム的には繋がらずに、塩谷敏史ランサーが2位以下に約3秒の差を付ける1分53秒82を出して優勝。
1位  塩谷 敏史  ランサー  1分53秒82
2位  橋場 弘幸  ランサー  1分56秒91
3位  三輪 哲郎  ランサー  1分56秒96
ビギナー1クラス (エントリィー 3台)
米田充男ミラージュが、1本目のタイムで村岡克己ビィッツにコンマ差で競り勝った。
1位  米田 充男  ミラージュ  2分11秒06















ビギナー2クラス (エントリィー 5台)

1本目、小谷泰寛インプレッサが1分54秒台で抜け出し、2本目には更に1秒以上縮めて、追いすがる後藤龍太ランサーから逃げ切り優勝を飾った。
1位  小谷 泰寛  インプレッサ  1分53秒61
2位  後藤 龍太  ランサー    1分54秒29
J−1クラス (エントリィー 4台)
エントリィー4台中、3選手が学生ドライバーだ、1本目、ミラージュを駆る栗原啓伍が1歩抜け出したが、2本目は唯一の社会人(?)左近弘道ストーリアが2分を切り学生軍を打ち破った。
1位  左近 弘道   ストーリア   1分58秒12
2位  増井 彰宏   ミラージュ   2分01秒52
J−2クラス (エントリィー 11台)
1本目、序盤に岸上陽介シビックが2分1秒台を出して抜け出した、エントリィー11台中5台が女性ドライバーで、そのトップは小笠原未来シビックの2分4秒26でクラス5位のポジションだ。 2本目全体的にタイムは上がり横山喜恵美ミラージュはインの雪壁を削る走りで3秒台をマーク、その後菊地真シビックが1分59秒を叩き出した、小笠原はジャスト2秒短縮、ラスト永井秀和シビックも好走するが2位に留まった。
1位  菊地 真     シビック   1分59秒22
2位  永井 秀和   シビック    2分01秒46
3位  岸上 陽介   シビック    2分01秒53


J−3クラス (エントリィー 5台)
エントリィーは4台のスターレットにインテグラが1台、その1台のインテグラを駆る井馬隆光は昨年のチャンピオンだ、姿勢を乱さない押さえた走りながらも2分を切り、2本目も1秒以上縮めて完勝した。
1位  井馬 隆光  インテグラ    1分58秒63
2位  西村 潤二  スターレット   2分07秒63
J−4クラス (エントリィー 10台)
1本目、序盤に小林茂則がランサーをクレバーに走らせて1分50秒をマークするが、終盤に板岡史朗インプレッサがコンマ差で逆転。
2本目、各車それなりに短縮するが51秒留まりの中、板岡は進入スピードを上げ、アウトに押されるものの絶妙なコーナーワークで1秒半縮めて、唯一50秒を切り優勝。
1位  板岡 史朗  インプレッサ    1分48秒82
2位  小林 茂則  ランサー      1分50秒78
3位  笠原 弘督  ランサー      1分51秒32


SC・Dクラス (エントリィー 2台)
1台でWエントリィーのこのクラスは、後藤浩文シティが2本目のタイムで優勝した。
1位  後藤 浩文   シティ      1分58秒81
N−2クラス (エントリィー 4台)
J−3同様にスターレットVSインテグラの決戦の中、三上卓スターレットが同じスターレットの守本昌史に3秒近くの差を付けて優勝。
 1−2は昨年と同じ順位だ。
1位  三上 卓   スターレット    2分01秒28
2位  守本 昌史  スターレット    2分04秒15
N−4クラス (エントリィー 4台)
昨年のN−1チャンピオン和泉泰至がN−4チャンピオン島部亨のランサーを入手し参戦、その和泉が、1本目に1分48秒を出し、群馬の岩田賀嗣ランサーや島部を押さえてトップに立った。 しかし2本目は、荒井信介選手のランサーを譲り受けた島部がジャスト2秒削って、糠平3連覇を達成。
1位  島部 亨   ランサー    1分48秒06
2位  和泉 泰至 ランサー    1分48秒95
SA−1クラス (エントリィー 4台)
このクラスは全車シビックだ、昨年の終盤から調子を上げていた川口昭一が手痛いミスコース、昨年北海道D/Tチャンピオン笹原孝志はコースをなぞるようないつもの走りで2分を切ってきた、昨年のJAF北海道チャンピオン滝本久也は2分3秒台で低迷。
 2本目、川口は今度は冷静に舵角も押さえ丁寧なコーナーワークで笹原にコンマ差で付けた、笹原も同様な走りで全くの同タイム、滝本が伸び悩む中、笹原が逃げ切り昨年に引き続き優勝を果たした。
1位  笹原 孝志   シビック    1分59秒31
2位  川口 昭一   シビック    2分00秒08
エキシビジョンクラス (エントリィー 19台)
谷田川敏幸、大井義浩、荒井信介、大井こずゑら遠征組の他に、北海道のエキスパート勢が走るために最多のエントリィーとなった。
 1本目の序盤に山田ひとみランサーが怒濤の横っ飛び走りで1分45秒を叩き出した、しかし、大井こずゑインプレッサはオーバースピードかと思われるコーナー進入も巧みなブレーキングと前に進める安定感のある走りで1分41秒85をマーク。続いたのは谷田川ランサーの44秒14であった。
 2本目、大井こずゑは1秒半ほど落としてしまった、だが後続は大井の1本目のタイムに遠く及ばない、逃げ切りかと思われたとき、谷田川は激しくもピタリピタリと決めて、0.02秒差で逆転勝利を飾った。

1位  谷田川 敏幸  ランサー      1分41秒83
2位  大井 こずゑ  インプレッサ    1分41秒85
3位  大井 義浩   インプレッサ    1分43秒05
4位  山田 ひとみ  ランサー      1分43秒69
5位  荒井 信介   ランサー      1分44秒46