2007年JAF全日本ダートトライアル選手権第4戦
北海道ダートスペシャルin砂川
2006.6.3
撮影/報告 北海道・十勝 前田 進
   

 今年の北海道は雪は少なかったものの、思ったよりは気温が上がらない、初夏といいたいところだが、初夏の感じは弱い、この日の天候は良く陽射しが強い割には気温は低めだ、しかし砂川のコースは陽射しに照らされ、今シーズン初の完全ドライだ。
 おまけに風も少なく埃が漂い、走行前に散水されたが長くは持たなかった。
コースは、昨年のテクニカルな設定と比べると、総体的にはハイスピード設定だ。
スタートして大外を回り、中盤以降も低速のフルターンは1ヶ所、ストレートと中速コーナーの組み合わせ、そしてゴール前の左タイトコーナーといった感じである。
今回は、「北の通信」らしさを出し、北海道の選手を重点に報告します。

N1 (エントリイー15台、出走15台)
 昨年は北海道のノンシードの和泉泰至ミラージュがトップを奪い話題となったこのクラス。 今年も北海道勢はもちろん狙っている、ゼッケン3番、坂地進スターレットが1分36秒前半を出せば、続く手塚善勝スターレットがすぐさま書き換え、亀森隆志インテグラ、南出司スターレットとタイムは書き換えられたところでシード勢の1番手森田英文インテグラが33秒台をマーク、第3戦を制している河石潤インテグラは32秒台まで詰めてきた、ラストの児島泰インテグラも32秒台だが河石に僅かに届かず。
2本目、手塚が自己タイムをいきなり約7秒短縮する29秒台、後続はシードの平田朋也までの8台全てが30秒台という熾烈な争いが繰り広げられた、残り3台で動きがでた、まずは内藤聡インテグラが28秒639を出せば、河石はこれをコンマ2秒逆転、さらにラスト児島はコンマ2秒短縮し、今期1勝目を上げた。
1位 児島 泰    インテグラ    1′28″264
2位 河石 潤    インテグラ    1′28″467
3位 内藤 聡    インテグラ    1′28″639
4位 手塚 善勝  スターレット   1′29″232
5位 加藤 育男   ミラージュ    1′30″079
6位 亀森 隆志   インテグラ    1′30″158
7位 南出 司   スターレット    1′30″210
9位 守本 昌史  スターレット    1′30″600

N2 (エントリイー14台、出走14台)
 開催地が北海道と言う事もあり、第3戦でトップを奪っている原宴司ブーンに注目が注がれる。 北海道勢は原を含め4台だ、1本目、さすがに強豪が揃っている、シードの原を除けば道内勢のトップは和田誠ストーリアの1分34秒829だ、シードの佐藤秀昭ブーンは29秒台まで詰めてきた、ラスト、注目の原は佐藤にコンマ5秒届かず。
2本目、道内勢は30秒台に並ぶに留まった、ノンシードで気を吐いたのがブーン大勢の中唯一アルトで臨んだ三上満宏が27秒台をマーク。これにシード勢が届かないまま、ラストの原まで来た、調子の上がってきている原は冷静に、的確に攻めて、26秒台まで短縮し、2連勝を飾った。
1位 原 宴司      ブーン     1′26″998
2位 三上 満宏    アルト      1′27″348
3位 佐藤 秀昭    ブーン      1′27″589
7位 山岡 功明    ブーン      1′30″187
9位 河合 慎一    ブーン      1′30″811
10位 和田 誠    ストーリア    1′30″899



N3 (エントリイー30台、出走30台)
 30台中10台が北海道からエントリイーしている。序盤は1分27秒台で並んだが道内の林宏明ランサーが26秒台を出せば、同じ北海道の多田林平・西健一ランサーも同秒台で並び、次に来たのが北條倫史ランサーで一挙に2秒半も書き換える23秒台に飛び込んできた、シード勢の山野光司・谷津良嗣・田崎克典ランサーらは24秒台留まりだ、ラストは吉村修ランサーが唯一22秒台をマーク。
2本目、地元組は山本悠矢インプレッサがミスコース、西はバーストと低調、多田・林そして古沢聖樹インプレッサに板岡史朗インプレッサの4台が、25秒台に並んだ、1本目2位に付けていた北條に期待が集まったが、短縮ならず。昨年はN1で優勝を奪った和泉泰至ランサーが北條をかわしてジャンプアップ、しかしその後に控えているのは超強力メンバーで、続々と22秒台を連発、ラスト吉村はダメ押しの21秒を叩き出し、今期2勝目を挙げた。道内勢のトップは和泉泰至ランサーの8位であった。
1位 吉村 修    ランサー     1′21″“110
2位 山野 光司   ランサー     1′22″002
3位 谷津 良嗣   ランサー     1′22″231
8位 和泉 泰至   ランサー     1′23″218
11位 北條 倫史  ランサー     1′23″660
18位 古沢 聖樹   インプレッサ   1′25″059
19位 板岡 史朗   インプレッサ   1′25″226

SA1 (エントリイー23台、出走23台)
 23台中、約半数の11台が道内勢だ、昨年はベスト6に4台が食いこむ底力を見せた。 1本目、タイムを書き換えていったのは北海道勢だ、まず後藤恵司シビック31秒台でターゲットタイムを出す、5台置いて川口昭一シビックが30秒台、その後笹原孝志シビック、丸山博行シビックとタイムを更新していく、その後はさすがシードだ、川島秀樹インテグラが30秒台前半でトップに立った、ラストは木島龍一インテグラが29秒を出しトップに立った。
2本目、後藤が30秒を切り、菊地真シビックがこれを書き換え、更に首藤英一シビック、続いて昨年の覇者滝本久也シビックらが順次タイムを更新、この間に川口、斉藤博哉シビック、笹原らも29秒台に並んだ、そして丸山は一挙に27秒をマークするが、終盤木島と川島にかわされ、3位に落ちてしまった。
1位 木島 龍一   インテグラ    1′26″413
2位 川島 秀樹   インテグラ    1′27″538
3位 丸山 博行   シビック      1′27″774
7位 滝本 久也   シビック      1′28″469
9位 首藤 英一   シビック      1′29″011
10位 斉藤 博哉  シビック      1′29″172
11位 笹原 孝志  シビック      1′29″214
13位 川口 昭一  シビック      1′29″593
14位 菊地 真   シビック      1′29″861

SA2 (エントリイー23台、出走23台)
 このクラスも昨年は、北海道の松波克知が北村和浩にストップをかけ注目となった。2番手、藤原広明ランサーが1分26秒を出せば、続く寺澤伸俊ランサーが25秒、次ぎに来たのが松克知ランサーが23秒378をマークすれば1台置いて、山田善之ランサーが更に上を行く23秒108をマーク、後続の大平邦夫インプレッサは遅れをとった。1本目は北海道の山田と松村の1−2で終えた。
2本目、藤原・寺澤は24秒台に並んだ、松波は自己タイムをコンマ7秒削って22秒台に入れてきた、山田は更新ならず、大平は24秒台、しかしその後はさすがにシード勢で、まず 荒井信介ランサーが21秒、櫛田正文ランサーは22秒だが松波の上に出た、そして最後、北島広実ランサーが荒井を逆転して優勝を飾った。
1位 北島 広実   ランサー      1′21″543
2位 荒井 信介   ランサー      1′21″874
3位 櫛田 正文   ランサー      1′22″479
4位 松波 克知   ランサー      1′22″603
5位 山田 善之   ランサー      1′23″108
9位 藤原 広明   ランサー      1′24″587
10位 大平 邦夫  インプレッサ    1′24″786
11位 寺澤 伸俊  ランサー      1′24″887

SC1 (エントリイー10台、出走10台)
 SCクラスへの道内勢のエントリイーはいない、ここは石井淳の強さが目立っている、今日も1本目から、2位に2秒半もの差を付けた。
2本目、終盤に工藤清美シビックとすずきみがくインテグラが石井の1本目のタイムを逆転するが、石井はその2人に1秒以上のリード奪って、今期3勝目を上げた。
1位 石井 淳      インテグラ    1′25″381
2位 すずき みがく   インテグラ    1′26″566
3位 工藤 清美     シビック      1′26″660
4位 山本 拓志     インテグラ    1′26″992
5位 磯貝 雄一     シビック      1′27″737
6位 田口 都一    スターレット    1′28″406

SC2 (エントリイー7台、出走7台)
 このクラスは、7台中5台がシード勢、力も拮抗しているようで1本目、トップは小清水昭一郎ミラジーノの26秒だが、6台が同秒台に並んでいる。
2本目、岩田真理ストーリアが23秒台で抜け出した、後続は青木辰之ミラも23秒台に乗せてきたが届かず、岩田は逃げ切りで今期2勝目を上げた。
1位 岩田 真理     ストーリア   1′23″013
2位 青木 辰之     ミラ       1′23″795
3位 鈴木 功敏     ストーリア   1′24″546


SC3 (エントリイー11台、出走10台)
 1本目、ノンシードの北村和浩インプレッサがズバリ21秒を出してきた、後続のシード勢だが、22秒台に4台が並ぶに留まった。
2本目、北村は20秒117をマーク、後半に梶岡悟インプレッサが北村を0.024秒逆転、ラストの谷田川敏幸インプレッサは北村に遅れる事0.194秒で3位に終わった。
1位 梶岡 悟     インプレッサ    1′20″093
2位 北村 和浩   インプレッサ    1′20″117
3位 谷田川 敏幸  インプレッサ    1′20″311
4位 亀山 晃     ランサー      1′20″509
5位 杉尾 泰之    ランサー      1′21″127
6位 丹羽 政彦    ランサー     1′21″491








D (エントリイー8台、出走8台)
 1本目後半に動きが起きた、まずは宮入友秀ランサーがこれまでのタイムを一挙に2秒短縮する21秒台を出せば、ラストの河内渉ミラージュが宮入をコンマ5秒逆転。
2本目、宮入は1本目同様に後続を突き放す19秒台をマーク、河内も負けずに19秒台を出すが0.031秒届かず、宮入の今期初優勝を許した。
1位 宮入 友秀   ランサー     1′19″633
2位 河内 渉     ミラージュ    1′19″664
3位 三上 悟     ランサー     1′21″544
4位 山田 ひとみ  ミラージュ    1′22″193
5位 和田 俊昭   ランサー     1′22″433
6位 江川 博     コルト       1′23″56