JAF北海道地区ダートトライアル選手権 第7戦
2007年JMRC北海道ダートトライアルチャンピオンシリーズ 第7戦
2007年JMRC北海道ダートトライアルジュニアシリーズ 第9戦
2007年JMRCオールスター選抜
2007年 ラナウェイ 泥苦路ポリス ダートトライアル
2007.9.16
撮影/報告 北海道・十勝 前田 進 
   
今回は、チャンピオンシリーズ第7戦とジュニアの第9戦の併催である。
チャンピオンシリーズ第7戦は最終戦であった。 急に暑くなったり、涼しくなったりと不安定な天候の中、前日からの激しい雨は、スタート時には何とか上がったものの、コースはウオータースプラッシュの連続。
砂川は、路盤は締まっているため水の浸透は少なく、水溜りは減らずに場所によっては深くなってしまったところもあった。
コースは、スタートして、細かなコーナーを抜け、4速まで加速をし、左にターンをして下の段に降り、うねったコースをなぞり、上の段に戻り、低中速コーナーの連続だ。 水溜りを避けるか突っ切るか難しいところだ。

J−1 (出走8台)

 1本目、3番手の古谷欣竹ミラージュは重い泥をものともせずにかっ飛んで1分36秒台をマーク、1台置いて和田誠ストーリアは丁寧に走って、古谷を1秒逆転。
2本目、古谷はさらにヒートアップ、激しいながらも要所要所を押さえ3秒以上縮める32秒台をマーク、和田は更新ならず、ニューカマー古谷に2勝目を許した。
3位には和田と同秒台の河合慎一ブーンが入った。
1位 古谷 欣竹    ミラージュ      1′32″710
2位 和田 誠     ストーリア      1′35″470
3位 河合 慎一    ブーン        1′35″643

J−2 (出走11台)

 シリーズチャンピオンは前戦で永井が決めている。その永井は、今戦はチャンピオン戦のSA−1クラスで出走しているので欠場だ。
1本目、40秒台が続いていたが、後半に船越雅人シビックが一挙に1分38秒台に入ってきた、後続の川戸惟寛ミラージュは船越にコンマ2秒遅れ、ラストはシリーズ2位の小笠原未来シビックは船越をコンマ03秒の僅差で逆転、勝負は2本目に。
2本目、鳴海大輔ミラージュが小笠原をコンマ差で交わしてトップに出たが、船越は35秒台で抜け出した、川戸は渾身の走りで33秒を叩き出した、小笠原も猛烈なアタックをするが、34秒台に留まり川戸の初優勝を許した。
1位 川戸 惟寛     ミラージュ   1′33″776
2位 小笠原 未来   シビック     1′34″896
3位 船越 雅人     シビック     1′35″802
4位 鳴海 大輔     ミラージュ    1′36″423
5位 伊藤 正洋     ミラージュ    1′36″550

J−3 (出走4台)

 1本目、西口豊スターレットが1分39秒をマーク、佐久間晋インテグラは40秒、そして5勝を上げている井馬隆光インテグラは佐久間にコンマ3秒遅れで3位だ。
2本目、西口は更に2秒以上削りトップをキープ、しかし佐久間は自己タイムを5秒も縮める35秒で首位に立つが、井馬は更に2秒上を行き、今期6勝目を計上し、シリーズチャンピオンを確定した。

1位 井馬 隆光   インテグラ   1′33″613
2位 佐久間 晋   インテグラ   1′35″556
3位 西口 豊     スターレット  1′37″743



J−4 (出走13台)

 1本目、序盤に日詰教之ランサーがここまでのタイムを大きく更新する1分34秒台で抜け出した、最も迫った奈良敏正ランサーでさえ1秒半落ちであった。
2本目、日詰はタイム更新ならず、続く笠原弘督ランサーは水溜りを嫌い丁寧に走り30秒をマークしトップに浮上、1台おいて高山繁インプレッサも笠原と同じ30秒台だがコンマ差で届かず、そして奈良は唯一30秒を切り1番時計だ、ラストはシリーズリーダーの板岡史郎インプレッサだが、イージーミスで後退したがシリーズリーダーの座は死守した。
1位 奈良 敏正   ランサー       1′29″649
2位 笠原 弘督   ランサー       1′30″583
3位 高山 繁    インプレッサ     1′30″808
4位 板岡 史郎   インプレッサ     1′32″555
5位 日詰 教之   ランサー       1′32″606
6位 椛村 友紀   ランサー       1′32″959


AL−1 (出走4台)

 2勝ずつしている安芸留美子ミラージュと谷口末里子ミラージュのポイント差は2点、しかしポイントリーダーは1勝しかしていないが2位に5回入っている横山喜恵美ミラージュだ。こんこの最終戦が3者の正念場だ。
1本目は、横山が谷口に1秒半の差を付けまずはリードを奪った。
2本目、谷口が自己タイムを4秒近く削りジャンプアップするが、続く安芸は更にその2秒上を行く、そしてラストは横山だ 誰もが息をのむ中、横山は冷静ながらも激しくアタック、コールされたタイムは、なんと安芸を2秒も出し抜いていた、最後の最後に薄氷を踏む思いの中でのシリーズチャンピオンを自力で引き寄せた。
1位 横山 喜恵美   ミラージュ    1′35″552
2位 安芸 留美子   ミラージュ    1′37″579
3位 谷口 末里子   ミラージュ    1′39″992

N−2 (出走6台)

 シリーズリーダーの南出司か、シリーズ2位唐崎英史がチャンピオンとなるかの大舞台だ。 1本目、有力候補の一角、手塚喜勝スターレットは水溜りに横になって入ってきた、唐崎インテグラは水溜りをアウトに避けた、南出スターレットはストレートに入ってきた、それぞれの攻略が伺える、結果は南出−唐崎−手塚だ。
2本目、手塚はスピードを乗せた走りで34秒をマーク、続く唐崎はきっちりインを確保しつつスピードを守る走りで32秒、そしてラストの南出は前記の二人のいいとこ取りをしたような走りで、唐崎にコンマ4秒の差を付けて昨年に続きシリーズ2連勝を奪い去った。
1位 南出 司      スターレット     1′31″933
2位 唐崎 英史     インテグラ     1′32″354
3位 手塚 喜勝     スターレット    1′34″050
4位  三上 卓     スターレット     1′34″534


N−4 (出走8台)

 1本目、まず30秒を切ってきたのが多田林平ランサーだ、それの1台後の林宏明ランサーは多田を1秒以上突き放す28秒592だ、各車、水溜りへの進入は微妙に違う、そこだけを見ると水溜りの中は限りなく直進状態に持っていってるのがタイムにつながっているように見える。
2本目、五十嵐貴右ランサーが26秒をマーク、だが多田は25秒、そして林は多田をコンマ5秒逆転、ラストは1本目3位の北條倫史ランサーだ、落とすところを落とすが落とす量は少ない狙いすました走りで、林を1秒2も上回る究極の23秒台に飛び込む大逆転で、今期2勝目ながら、着実に稼いで、シリーズチャンピオンも奪った。
1位 北條 倫史    ランサー      1′23″913
2位 林 宏明      ランサー      1′25″110
3位 多田 林平     ランサー     1′25″636
4位 五十嵐 貴右   ランサー     1′26″351
5位 島部 亨      ランサー     1′26″430


SA−1 (出走11台)

 1本目、前半はジュニアとチャンピオン戦をかけもちエントリイーの高井広泰シビックが1分35秒416をマーク、終盤に滝本久也シビックが35秒台ながら高井をコンマ2秒逆転、続く斉藤博哉シビックも35秒台でこの二人に割って入った、ラストはすでにシリーズチャンピオンを決めている笹原孝志シビックも35秒台で滝本をコンマ2秒逆転し首位に立った。
2本目、3番手に出走の後藤恵司シビック激しい責めを見せる最終コーナーで左フロントをバーストさせながらもベストを書き換える34秒を出した。 しかし、このタイムは次々に書き換えられ、高井は31秒を出し再びトップに、次に来たのが川口昭一シビックだストレートの伸びも抜群、独自のラインを持ち、ツボにはまった走りで29秒を叩き出した、そして斉藤もスーパーアタックをするが最終コーナーでアウトに入りタイムを落として川口にコンマ5秒届かず、ラストの笹原は33秒に終わった。
川口は昨年もこの大会で優勝している、本に曰く「なんか年一パターンだな」と言うが激戦区の中で1勝は大きい。
1位 川口 昭一   シビック      1′29″936
2位 斉藤 博哉   シビック       1′30″453
3位 高井 広泰   シビック      1′31″854
4位 滝本 久也   シビック      1′32″106
5位 首藤 英一   シビック      1′32″592
6位 加藤 育男   ミラージュ     1′32″786


SA−2 (出走9台)

 1本目、各車水対策はしているが防ぎきれない、1番手の高橋修司ランサーが水を吸いリタイヤ、そんな中1分30秒を切って来たのが鈴木直人ランサーだ、青沼達也ランサー鈴木を1秒半かわす1分28秒台をマーク、ラストはシリーズチャンピオンを決めている松波克知ランサーだ、水溜りにも何の躊躇もなく踏みっきりで飛び込んできた、パワーに任せそのまま突っ切って行く、タイムは22秒、強烈なアッピールであった。2本目、鈴木は自己タイムを4秒削る25秒、青沼も同秒台だが鈴木をかわしてきた、そして寺澤伸俊ランサーはオーバースピードと思えるコーナーリングで、青沼をコンマ1秒凌ぐタイムで2位にジャンプアップ、ラスト松波は「タイヤを変えたのが外れた」といがそれでも25秒台だ、しかし、1本目のタイムで悠々優勝し、4勝目を計上した。
1位 松波 克知    ランサー     1′22″795
2位 寺澤 伸俊    ランサー     1′25″054
3位 青沼 達也    ランサー     1′25″158
4位 鈴木 直人    ランサー     1′25″995
5位 藤原 広明    ランサー     1′26″433
6位 岡 直貴     ランサー     1′26″653


クローズドクラス (出走3台)

 マシンの利を生かした益塚正人ランサーが1本目はパイロンタッチを犯したが、2本目本に37秒を出して1位となった。

1位 益塚 正人    ランサー      1′37″306
2位 高橋 大地    スターレット    1′38″352