第30回糠平湖氷上タイムトライアル
2008年JMRC北海道ダートトライアルジュニアシリーズ 第1戦
2008年JMRCオールスター選抜
2008年1月19〜20日
撮影/報告 北海道・十勝 前田 進
   
 例年、北海道ダートトライアルの開幕戦となっている糠平湖氷上タイムトライアルが、今年も北海道・十勝、上士幌町の糠平湖の湖上で、開催された。
完全な氷上での競技会はすっかり珍しいものとなっている。 最近は暖冬と言われており、自然の寒さが頼りのコース作りが心配していたが、今年はこの地方の雪が少なくかったのが幸いし、その後寒さが来て、更に競技日の10日ほど前から、冷えこみはじめ、−25℃前後が続いており、氷は厚いところでは50Cmもあったとのこと。

 当日もそのぐらいの予報であったが、−15℃程度におさまり、エントラントの挨拶は「今日はあったかいね〜」から始まった。
そんな氷上での走りを楽しむために、今年も道外から、谷田川敏幸、大井義浩は大井こずゑと夫妻で、荒井信介も夫妻で来て、エキシビジョンクラスなどで出走。

ローズドクラス (エントリィー 13台)
軽自動車のアルトから、ランサーやインプレッサまで混走、始めての人やら、昔走っていた人など様々、楽しく走るが、走り始めるとやっぱり力が入る。 1本目リタイヤの田辺剛インプレッサが2本目に、ズバリ決めて、2位の橋場弘幸ランサーに5秒近い差を付け優勝。

1位  田辺 剛   インプレッサ  1分25秒55
2位  橋場 弘幸  ランサー    1分30秒13
3位  大熊 哲也  ランサー    1分32秒70















ビギナー2クラス (エントリィー 2台)
笠原由晴スターレットは、2本目に右のフルターンを抜けたところでコースを外しリタイヤとなったが、1本目のタイムで西村和宏スターレットを下した。

1位  笠原 由晴  スターレット  1分35秒25

ビギナー3クラス (エントリィー 7台)
1本目、トップの後藤龍太ランサーが1分30秒を出せば、小谷泰寛インプレッサは、高速の回り込んだコーナーも素晴らしいスピードで駆け抜け、1分21秒台を叩き出した。 2本目はタイム更新がほとんど無く、1本目のタイムで順位を決定した。

1位  小谷 泰寛  インプレッサ  1分21秒48
2位  後藤 龍太  ランサー    1分30秒65
3位  大橋 博考  ランサー    1分33秒70

J−1クラス (エントリィー 3台)
ここからがシリーズの掛かったクラスである、しかし、エントリィーは3台と少ない。
1本目、河合慎一ブーンが実に安定した走りで、1分33秒台をマーク、2本目はタイムを落したものの、2位の増井彰宏ミラージュに大差を付けて、まずは1勝を上げた。

1位  河合 慎一   ブーン     1分33秒56
2位  増井 彰宏   ミラージュ   1分42秒37

J−2クラス (エントリィー 8台)
1本目、トップの関根大雄シビックは1分40秒、吉本雅恵シビックは2秒逆転する1分38秒をマーク、ラストは昨年2位の永井秀和シビックは150Kmからの高速コーナーに真横以上のアングルで飛びこんできた、オーバーアクションかと思われたが、ここまでのタイムを5秒半上回る好タイムでトップに踊り出た。
2本目は関根が自己タイムを5秒以上削り、永井はタイムを落したが1本目のタイムで幸先のいい1勝目を計上した。

1位  永井 秀和   シビック    1分33秒32
2位  関根 大雄   シビック    1分35秒52
3位  吉本 雅恵   シビック    1分37秒50

J−3クラス (エントリィー 7台)
このクラスはスターレットのワンメイクだ、ゼッケン順に走るごとにタイムが書き換えられていく中、ラストの佐久間健司スターレットが無駄の無いナチュラルな走りで1分40秒を出し、2本目には唯一40秒を切って優勝を果たした。

1位  佐久間 健司   スターレット    1分39秒35
2位  西村 潤二    スターレット    1分42秒97
3位  佐藤 彰純    スターレット    1分43秒45
J−4クラス (エントリィー 9台)

1本目、中盤に山桑貴光インプレッサが1分30秒を切ってきた、そして1台置いて、笠原弘督ランサーがこれを1秒4交わしてくれば、ラストの小林茂則ランサーは27秒台まで縮めてきた。

今日は何故か2本目に入ってもタイムの更新は少ない、ハイスピードのストレートに轍が出来、振られているようだ、このクラスも、上位陣でタイムを更新したのは小林のみで、唯一2本とも27秒台を並べて優勝を果たした。

1位  小林 茂則  ランサー     1分27秒25
2位  笠原 弘督  ランサー     1分28秒41
3位  山桑 貴光  インプレッサ   1分29秒83

Ch−1クラス (エントリィー 9台)
今戦はジュニアシリーズのため、シリーズは対象とならないが、このクラスにはチャンピオン戦のSA−1に相当するメンバーがエントリィー。 このクラスはここ2〜3年ほどで超激戦区となり、激走派、安定派、一発屋などが入り混じり、誰が勝つかは全く判らなく、見る側にとっては1番熱いクラスである。
中盤に首藤英一シビックがトップエンドからのハイスピードコーナーも安定した走りで、1分32秒台をマーク、1台おいて滝本久也シビックも同様に走るがコンマ76秒届かず、ラストは昨年のチャンピオン笹原孝志シビックはハイスピードコーナーに90度以上のアングルを付けリャーから飛び込んできたが、3番時計に終わった。
2本目、首藤はタイムを落し、滝本、笹原は供に自己タイムを削るが順位は1本目で決定する結果となった。

1位  首藤 英一   シビック    1分32秒25
2位  滝本 久也   シビック    1分32秒96
3位  笹原 孝志   シビック    1分33秒53

Ch−2クラス (エントリィー 5台)
1本目、およそ5年ぶりにエントリーの中西功ランサーが1分30秒を出し、群馬の岩田賀嗣ランサーがこれを1秒以上上回る、ラストはここ糠平で3連覇している島部亨のランサーは驚異の1分21秒台を叩き出してしまった。
2本目は、岩田が28秒台まで短縮、和泉泰至ランサーが3位に付けてきた、島部は20秒を切りたいと言っていたが、逆に10秒も上乗せしてしまったが優勝。

1位  島部 亨    ランサー    1分21秒36
2位  岩田 賀嗣   ランサー    1分28秒88
3位  和泉 泰至   ランサー    1分30秒16

エキシビジョンクラス (エントリィー 23台)
スペシャルなD車両から、エコ・カー、ゴルフと多彩な車両と、WRCスパイクタイヤや、ロシア製のタイヤを履いた車両に、道内・道外のスペシャリスト勢が参戦。
1本目、序盤に山田ひとみミラージュがタイヤのマッチングもベストのようで、ぐんぐんと前に出る走りで、なんと1分19秒をマーク。 道内勢のトップは高館光洋ランサーの1分22秒で、3位のポジションであった。
山田は2本目も、プッシュしコンマ53秒削り落とし、ベストタイムを更新、大井義浩も自己タイムを2秒短縮し、3位に上がってきた、そしてラストは、山田とWを組んで出走の谷田川ミラージュもガッンと踏みぬいて、山田と同秒台に飛び込むがコンマ64届かず。

参考順位
1位  山田 ひとみ   ミラージュ     1分19秒28
2位  谷田川 敏幸   ミラージュ     1分19秒92
3位  大井 義浩    コルト大井     1分21秒33
4位  高館 光洋    ランサー      1分22秒60
5位  田上 正彦    ランサー      1分23秒30
6位  荒井 信介    ランサー      1分25秒21