JAF北海道ダートトライアル選手権 第2戦
2008年JMRC北海道ダートトライアルチャンピオンシリーズ 第2戦
2008年JMRC北海道ダートトライアルジュニアシリーズ 第5戦
2008年JMRCオールスター選抜
コクピット チャレンジ ダート
2008.5.11
撮影/報告 北海道・十勝 前田 進
   
 今回は、チャンピオンシリーズ第2戦とジュニアの第5戦の併催。
今年の北海道は一時、異常に暑くなったが、又、寒さがぶり返し、この日も峠では雪混じりの天候であり、スタート時に曇っていたが、徐々に回復し、2本目が始まる頃には太陽も出てきた。
路面は、黒土や粘土質に火山灰もミックスされ、メンテナンスの甲斐もあり徐々に良くなりつつある。
コースは左周りで、前半は中速、中盤以降は低速と中速コーナーの連続である。
J−1 (出走7台)
 1本目、田丸豪ストーリアが唯一1分30秒を切ってきた、ラストの河合慎一ブーンも迫るがコンマ差で届かず。

2本目、各車タイムを削ってくるが、一歩届かず、田丸はコースに逆らないスムーズな走りで車を前に押し出し自己タイムを約1秒短縮し逃げ切りの体制だ、続く脇屋知子ミラージュも攻めるが30秒留まりだ、そして河合も逆転をかけ激しくアタックするが29秒台で、田丸の逃げ切り優勝を許した。

1位 田丸 豪      ストーリア      1′28″750
2位 河合 慎一    ブーン         1′29″901
3位 脇屋 知子    ミラージュ       1′30″041

J−2 (出走7台)
 トップの川瀬智太郎シビックがアウトに押し出されるスピードのあるコーナーリングを見せ1分32秒台をマーク、1台置いて、すっかり珍しい部類に入ったAE111トレノで闘い続ける岡田貴は素晴らしい突っ込みでコーナーに飛びこんでいくが、川瀬に1秒届かず。

2本目、川瀬は滑りこむようにコーナーに入り込む走りで、3秒以上短縮しトップをキープ、岡田はストレートのスピードを殺さないようにコーナーに飛びこみ、強引とも思えるコーナーリングもうまくリカバリィして、自己タイムを一挙に5秒も削ってトップに踊り出て、そのまま逃げ切った。
戦闘力では弱いと言わざるを得ないマシンで、初優勝を飾った岡田の一勝は価値ある一勝といえる。

1位 岡田 貴      トレノ      1′28″909
2位 川瀬 智太郎   シビック     1′29″603
3位 前田 尚樹     シビック     1′31″688

J−3 (出走7台)
 このクラスは今回もスターレットのワンメイク。
1本目、各車イージーミスが多い中、西口豊スターレットが1分33秒台で抜け出した。

2本目、順当にタイムを更新、武田憲一が西口を交わす32秒をだすが、西口は即座に31秒台を出してトップの座を奪い返すが、ラストの西村和広は早い位置からノーズを向け、ニュートラルステアでコーナーを駆け抜け自己タイムを約5秒削り、土壇場で逆転して、優勝をもぎ取った。

1位 西村 和広    スターレット   1′30″429
2位 西口 豊      スターレット   1′31″941
3位 武田 憲一    スターレット   1′32″847

J−4 (出走8台)
 1本目、中盤の桑原正裕インプレッサが1分28秒台で抜け出したがすぐ後の日詰教之ランサーがこれをコンマ5秒交わす27秒台を出してきた。

2本目、トップの蛯名正憲ランサーは自己タイムを9秒短縮し26秒台に飛びこみトップに立った、川田修インプレッサがそれを0.034秒交わして首位の座を入れ替えてきた、更に日詰は2秒近く削る25秒台を出し再びトップに立ったが、次に来たのがトライアル10年という前寺博篤だ、激しく責めながらも過度なスライドを押さえ、インプレッサを前に押し出して唯一24秒台をマークして初優勝を飾った。

1位 前寺 博篤   インプレッサ     1′24″860
2位 日詰 教之   ランサー       1′25″025
3位 川田 修    インプレッサ     1′26″403

N−1 (出走5台)
  1本目、守本昌史スターレットは派手さを押さえ、コースに沿った走りでトップを奪った、逆に遥か手前からテールを振り出す走りを見せた三上卓インテグラがコンマ差で2番手に付けた。

2本目、守本は2秒短縮、三上は今度は少し押さえつつもスピードを乗せた走りで一挙に4秒以上縮めて守本を2秒ちぎって今期2連勝を飾った。
南出司はちょっと非力なゴルフでポテンシャル以上の走りを見せるが3位留まりだ。

1位 三上 卓      インテグラ     1′26″482
2位 守本 昌史     スターレット    1′28″432
3位 南出 司      ゴルフ        1′32″855

N−3 (出走6台)
 1本目、林宏明ランサーが24秒台をマーク、クラスを替えて約1年半、今一歩であった和泉泰至ランサーがミラージュ時代の走りを彷彿させるピンポイントを突いた走りで23秒台を叩き出した、ラスト島部亨ランサーも同秒台を出すが届かず。

2本目、林も23秒台で和泉に続いた、そして古沢聖樹インプレッサもいつもと変わらない過激な走りで23秒台をマークし林を交わし2位に着けた、和泉はタイムを落してしまうがトップはキープ、ラストの島部の走りに注目、島部も流れるように綺麗な走りを見せる、コールされたタイムは、林を0.004秒交わすが古沢には0.007届かず。和泉は久々に頂点に立った。
1位の和泉から、4位の林までのタイム差は0.047秒という僅差であった。

1位 和泉 泰至    ランサー      1′23″301
2位 古沢 聖樹    インプレッサ    1′23″337
3位 島部 亨      ランサー      1′23″344
4位 林宏 明      ランサー      1′23″348

SA-1 (出走11台)
  1本目、中盤の斉藤博哉シビックが1分28秒台で一歩抜け出した。
川口昭一シビック、永井秀和シビック、井馬隆光インテグラらが29秒台で続いた、ラストは昨年のシリーズチャンピオン笹原孝志シビックだ、スパルタンな走りで唯一27秒台で首位に立った。

2本目、斉藤はコンマ6秒短縮するが笹原には届かず、そして井馬はアングルをつくれず狂しい走りながらも笹原に肉薄、続く田中光徳シビックも同じく27秒台に飛びこんできた、ラスト笹原は左中速コーナーで「バスッ!」という音と共に右フロントをバーストさせてしまったが、1本目のタイムで逃げ切り優勝を果した。

1位 笹原 孝志    シビック      1′27″203
2位 井馬 隆光    インテグラ     1′27″368
3位 斉藤 博哉    シビック      1′27″720
4位 田中 光徳    シビック      1′27″784
5位 川口 昭一    シビック      1′28″432
6位 小笠原 未来   シビック     1′29″155

SA-2(出走5台)
 全日本戦を追うために地区戦を控えている選手もあり、若干減少しているこのクラス。
 1本目、トップの萬樹一郎ランサーが切れのいい走りで24秒台をマーク、そしてここ最近、元気の良い走りを見せている寺澤伸俊ランサーは24秒前半で萬を逆転。

2本目、萬はタイムを落した、寺澤は更に1秒削る23秒に入れてきた。 ラストの藤原広明ランサーは自己タイムの圧縮率は低く3位に留まり、このクラス4年目になる寺澤が初優勝を手中にした。

1位 寺澤 伸俊    ランサー     1′23″301
2位 萬 樹一郎    ランサー     1′24″983
3位 藤原 広明    ランサー     1′25″162

賞典外 クラス (出走1台)
エントリー1台のクラス成川が1・2本とも安定したタイムで走りきった。
1位 成川 正佳    ランサー      1′30″813

クローズドクラス (出走1台)

こちらもエントリーは1台、岩崎はクローズドとは思えない走りを見せた。
1位 岩崎 昌弘    ランサー      1′31″824