2008年JAF全日本ダートトライアル選手権第3戦
北海道ダートスペシャルin砂川
2008.6.8
撮影/報告 北海道・十勝 前田 進
   
 全国的に異常な天気が起きているが、北海道も5月に30℃を記録したがその後又冷えこみ、雨も急に降ったり不安定な状況である。 競技日の前日も雨で、当日も降り出しそうな天候であったが、持ちこたえ、徐々に回復した。
コースは、全体的にはナローコーナーが多めで、中速主体の設定と言えよう。
スタートして右に曲がり、そして左に曲がり下って左、そして右のフルターンから大外を回り、上ってストレートからタコ壷を外から回り、パイロンスラロームを経てゴールとなる1.9Kmだ。

N1 (エントリイー9台、出走9台)

競技はゼッケン1番、北海道の女性トライアラー谷口末里子ミラージュから始まった、タイムは1分50秒台、1本目のリザルトのトップはゼッケン3番の上野倫広インテグラの1分44秒533で、シード勢の4台を押さえている、2位には昨年の覇者児島泰インテグラが同じ44秒台で着けている。
2本目、上野は自己タイムを5秒近く書き換える39秒台をマーク、シード勢に入り、森田英文インテグラは40秒を切れない、続く内藤聡インテグラは上野と同秒台だがトップタイムを叩き出す、そして児島は内藤に0.340遅れの2位に、ラストは河石潤インテグラは上野を交わすものの児島に届かず3位だ。内藤は今期1勝目を上げた。

1位 内藤 聡    インテグラ    1′39″310 (写真左)
2位 児島 泰    インテグラ    1′39″650 (写真中)
3位 河石 潤    インテグラ    1′39″763 (写真右)
4位 上野 倫広   インテグラ    1′39″936
5位 森田 英文   インテグラ   1′40″644
6位 黒木 陽介   インテグラ    1′40″677


N2 (エントリイー12台、出走12台)
 
 1本目、2番手の中嶋ケンタローストーリアが1分42秒448を刻む、4台置いて西田裕一ブーンも力走するがコンマ差で届かず、シード勢も届かないまま、ラストで開幕以降2連勝中の原宴司ブーンは中嶋をコンマ196秒ラップして1番時計を叩き出した。
2本目、道内勢の一角、河慎一ブーンが原を交わす41秒台に入れてきた、しかし同じく北海道の山岡功明ブーンは一挙に38秒台に飛びこんできた、そしてシード勢に入り、2戦連続3位の伊藤益弘ブーンが山岡を0.015秒逆転、さらに佐藤秀昭ブーンは伊藤を0.574逆転でトップに立ったところで原だ、原はストレートからのブレーキングも全くブレることなく群を抜くマシンコントロールを見せ、究極とも言える1分36秒台を出し文句ナシの3連勝を飾った。

1位 原 宴司      ブーン      1′36″342 (写真左)
2位 佐藤 秀昭    ブーン      1′38″289 (写真中)
3位 伊藤 益弘    ブーン      1′38″863 (写真右)
4位 山岡 功明    ブーン      1′38″878
5位 岡林 亮太    ブーン      1′38″997
6位 三上 満宏    アルト      1′39″022


N3 (エントリイー25台、出走25台)

 2本目、序盤に道内の林宏明ランサーが38秒台を出せば、直後に同じく北海道の古沢聖樹インプレッサが37秒台でかわせば、またまた北海道の北條倫史ランサーは一挙に35秒台に飛び込んできた、シード勢の山野光司・鈴木信地郎ランサーらは36秒台、ラストは昨年ここ砂川で優勝している吉村修ランサーは北條をコンマ638秒上回り唯一34秒台を出してきた。
2本目、林は自己タイムを5秒弱削り落し33秒台に入れると、又もや北海道の五十嵐貴右ランサーが林を0.386秒逆転しトップに踊り出た、1本目2位に付けていた北條はスタート直後にミスり後退、その後星盛政ランサー、影山浩一郎ランサーらも33秒台に載せるが五十嵐には届かず、シード勢に入っても34秒台留りだ、ラスト吉村は怒涛のアタック、静まり返った中でのコールは33秒041、五十嵐と同秒台だがコンマ差で押さえて、大逆転勝利で、今期2勝目を上げた。

1位 吉村 修      ランサー     1′33″041 (写真左)
2位 五十嵐 貴右   ランサー     1′33″597 (写真中)
3位 星 盛政      ランサー     1′33″856 (写真右)
4位 影山 浩一郎   ランサー     1′33″955
5位 林 宏明      ランサー     1′33″983
6位 鈴木 信地郎   ランサー     1′34″187

SA1 (エントリイー20台、出走20台)

 20台中半数以上の12台が道内勢だ。 1本目、序盤にタイムを伸ばしたのは、北海道ジュニア戦で快進撃を続けている永井秀和シビックで1分43秒746だ、競技は進み今度は笹原孝志シビックが同秒台だが永井を交わしている。
更に北海道勢のラスト首藤英一シビックも43秒台だがトップを奪った、その後シードの川島秀樹インテグラが42秒をマークすればラストの山崎利博インテグラは川島をコンマ5秒逆転する1番時計を叩き出す。
2本目、2番手の小笠原未来シビックが41秒台でトップに立つが、後藤恵司シビックが40秒、永井は40秒を切り再びトップを奪い返したが、笹原はこれをコンマ6秒逆転し、1本目3位の首藤は笹原を上回るタイムを出したがこれにパイロンタッチを加算され後退、1本目6位の柴田一洋インテグラはシードの意地を見せ38秒を出しトップを奪う、ラスト山崎は柴田を0.059秒交わして、柴田の連勝を阻止した。

1位 山崎 利博   シビック      1′38″554 (写真左)
2位 柴田 一洋   インテグラ    1′38″613 (写真中)
3位 笹原 孝志   シビック      1′39″255 (写真右)
4位 川島 秀樹   インテグラ    1′39″481
5位 永井 秀和   シビック      1′39″858
6位 唐崎 英史   インテグラ    1′39″888

SA2 (エントリイー28台、出走28台)
 
1本目、中盤過ぎに一昨年前に激戦を制した北海道の松波克知ランサーはインのインを狙い大きくインを浮かせるきわどい走りでタイムを稼ぎここまでのタイムを大幅に書き換える1分33秒191を出して会場をどよめかせた。
3台置いて北村和浩インプレッサは34秒台、そしてシード組に入り、大竹公二インプレッサ、櫛田正文ランサー、荒井信介ランサーらも33秒台には乗せるが松波には届いてない。

2本目に入っても、松波のタイムは中々破られないまま、松波の出走となった、松波は更に0.268秒削って32秒台に入れてきた。
終盤になり遂に大竹が松波をコンマ155ラップして首位に立った、ラスト荒井はもう一つ上をいく31秒を叩き出して、大逆転劇を演じて第1戦に続き、2勝目をゲット。

1位 荒井 信介   ランサー      1′31″944 (写真左)
2位 大竹 公二   インプレッサ     1′32″768 (写真中)
3位 松波 克知   ランサー      1′32″923 (写真右)
4位 北村 和浩   インプレッサ     1′33″124
5位 櫛田 正文   ランサー      1′33″253
6位 鳥居 晴彦   ランサー      1′33″530

SC1 (エントリイー9台、出走9台)

 1本目、1番手の福山重義シビックが1分40秒を出せば、2番手の笹本俊シビックが一挙に3秒近く速い37秒674をマーク、しかし、後続陣はさっぱりタイムが出ない。シード組に入っても、まず松田宏毅ミラージュはパイロンタッチ、続く2連勝中の山本拓志インテグラも42秒台留まり、ラストの工藤清美シビックもパイロンタッチと低迷状態であった。

2本目、福山は1秒強短縮するが、笹本には届かず、笹本は自己タイムを削れなかったがトップはキープしている。磯貝雄一シビックが38秒台を出し2位に上がってきた、シード組は2本目も低迷、ラストの工藤が力走し37秒台を出すが、笹本に0.007秒届かず、笹本の逃げ切り優勝を許した。

1位 笹本 俊       シビック     1′37″674 (写真左)
2位 工藤 清美     シビック     1′37″681 (写真中)
3位 磯貝 雄一     シビック     1′38″778 (写真右)
4位 福山 重義     シビック     1′39″489
5位 松田 宏毅     ミラージュ    1′39″891
6位 山本 雄二     シビック     1′40″426

SC2 (エントリイー8台、出走7台)


 1本目、3番手の酒井洋二アルトが1分40秒でターゲットタイムを出す、シード勢トップの川口貢が未出走の為、トップは小清水昭一郎ミラジーノで酒井を2秒下す38秒台を刻んだ、ラストの鈴木功敏ストーリアも小清水と同秒台に着けたが届かず。
2本目、酒井も小清水に肉薄するが僅かに届かず、小清水がリタイヤを喫する中、青木辰之ミラが36秒台で抜け出した、しかし、ラストの鈴木は青木をコンマ867秒逆転して、今期初優勝を上げた。

1位 鈴木 功敏      ストーリア   1′36″029 (写真左)
2位 青木 辰之      ミラ       1′36″896 (写真中)
3位 小清水昭一郎    ミラジーノ   1′38″189 (写真右)
4位 酒井 洋二      アルト      1′38″497


SC3 (エントリイー10台、出走10台)

 1本目、トップバッターの志賀彰ブーンがいきなり1分34秒を出してきた、中盤に丹羽政彦ランサーが同秒台だが志賀をラップ、そしてシード勢に入り、平塚忠博ブーンが33秒台に書き換えた。
亀山晃ランサーは34秒台留り、そして炭山義昭ランサーは一挙に31秒台を叩き出せば、谷田川敏幸インプレッサも同秒台に並べるがコンマ差で届かず。
2本目、中々タイムが出ない、平塚が32秒台、亀山は31秒台に届くが、谷田川、炭山には届いていない、そして炭山だがなんとタイムを落としてしまった、ラストは今期2連勝で絶好調の谷田川はきっちり決めて30秒台を叩き出し3連勝を飾った。

1位 谷田川 敏幸    インプレッサ   1′30″581 (写真左)
2位 炭山 義昭     ランサー    1′31″283 (写真中)
3位 亀山 晃       ランサー     1′31″908 (写真右)
4位 平塚 忠博     ブーン       1′32″524
5位 杉尾 泰之    ランサー       1′33″456
6位 丹羽 政彦    ランサー       1′34″026

D (エントリイー8台、出走7台)

 1本目、まずは高杉卓志FTOが1分36秒を出せば、江川博コルトも同秒台で2位に着けて来た。
その動きが止まり、河内渉ランサーここまでのタイムを一挙に4秒半書き換える32秒台をマーク、ラストの宮入友秀ランサーも32秒台を出すが、コンマ差で届かず、勝負は2本目に持ち越された。
2本目、山田ひとみミラージュが33秒台で3位に上がってきた、河内は自己タイムを0.287秒削り落し、逃げ切りの姿勢を形勢、そして今大会最後の走者、宮入は自己タイムを削るものの、河内には届かず、河内の3連勝を許す結果となった。

1位 河内 渉      ランサー     1′31″796 (写真左)
2位 宮入 友秀     ランサー     1′32″732 (写真中)
3位 山田 ひとみ    ミラージュ     1′33″698 (写真右)
4位 江川 博       コルト      1′34″446