2017 ARK DYNAMIC TRIAL
2017.10.1
   
2017年 JAF北海道ダートトライアル選手権 第9戦
2017年 JMRC北海道ダートトライアルチャンピオンシリーズ 第9戦
2017年 JMRCオールスター選抜 第9戦
撮影/報告 北海道・十勝 前田 進  
 
  

北海道のダートトライアルは昨年と同じく9戦となっていて、今戦が最終戦である。シリーズチャンピオンが決定しているクラスもあるが、まだ決定していないクラスもあり熾烈なポイント合戦となっている。
昨年は8月末に北海道に台風が来て、大荒れたとなったが、今年も2週間前に大きな台風の直撃が予想されたが、被害は一部の地域に留まった。
しかし、雨は予想外に波状的に降ることが多く、この競技会の数日前にも短い時間に集中的に降り、コースも限られた範囲での設定となったようだ。
会場はいたる所に水たまりがあり、コース取りに悩まされた。
コースは、スタートしてすぐに右に曲がり、下の段に降り、島を一つ回ってから上の段に戻り、左コーナーを抜け左右に揺すぶられ、奥で鋭角に右に折れ、後半はスピードの載ったS字の連続コーナーで戻ってきて左にクイックに折れゴールとなる、少し短めの距離は1.40Kmであった。

   

 
FF-1 (エントリー 8台)


1位 内藤 修一 スイフト
 このクラスは内藤修一がシリーズトップで、岡村巧が2位だが決場のため、その時点で内藤がシリーズチャンピオンを決めている。

1本目、3番手の萬樹一朗スイフト、続く田丸豪スイフトは供に1分28秒、パワーがないと言って何時もぎりぎりの走りをする西口豊ヴィッツ今戦は少し抑えての走りで1分26秒、シリーズ3位の左近弘道スイフトが西口をコンマ差でかわす、内藤スイフトはコース中盤で島を余分に回りミスコースとなってしまった。

2本目、各車順当にタイムを更新、特に左近は2秒以上短縮し逃げ切りを描いたが、内藤は水留まりもうまく抜け左近を0.111秒逆転し今季4勝目を上げた。

1 位 内藤 修一 スイフト 01′24″053
2 位 左近 弘道 スイフト 01′24″164
3 位 田丸 豪 スイフト 01′26″075
4 位 西口 豊 ヴィッツ 01′26″527

2位 左近 弘道 スイフト
3位 田丸 豪 スイフト
4位 西口 豊 ヴィッツ

 
RWD (エントリー 4台)

 このクラスは常連の3選手が主体であったが、今戦は第1戦でマシンを痛めて決場していた、田中光徳が復活参戦し4台だ、シリーズは古谷欣竹がすでに5勝を挙げてしてチャンピオンを決めている。

1本目、今年2戦目の田中86は1分28秒、熊谷和幸RX-7は1分32秒、シリーズ2位の和泉泰至86はコースを滑らかにトレースし1分22秒を記録、古谷BRZも同様な姿勢を作るが僅かにアンダーをだし1分24秒だ。

2本目、田中、熊谷はともにタイム短縮は僅かで、和泉はなんと第1コーナーでスタック、恥ずかしくてマシンから降りられず、古谷は逆転の絶好のチャンスであったが、短縮は1秒で、和泉に届かず、和泉は1本目のタイムで今季4勝目を挙げた。

1 位 和泉 泰至 86 01′22″379
2 位 古谷 欣竹 BRZ 01′23″842


1位 和泉 泰至

 
2 位 古谷 欣竹

   
FF−2/4WD-1(エントリー 11台)


1位 菊地 真 セリカ
 シリーズ戦トップは川口昭一の81ポイント、3勝を挙げている海野正樹が78ポイントで2位、そして73ポイントの山田将崇と並んでいて、この3選手にチャンピオンの可能性は残っている。

1本目、2番手の川口浩輝インテグラが1分25秒をマーク、第3戦優勝の菊地真セリカが川口浩輝をコンマ2秒交わす。ここでシリーズ3位の山田シビックがスパートし一挙に1分23秒を記録してきた。
シリーズトップの海野シビックは菊地をかわし2位に上がってきた。
ラスト川口昭一インテグラは丁寧な走りで1分24秒を出し、山田に続くタイムで2位に入ってきた。

2本目、1番手の佐久間健司インテグラが自己タイムを4秒以上短縮する1分25秒台に入れると後続も次々と更新してきた。永井秀和シビックが1分23秒で首位に立つが、第8戦で優勝の源健太ブーンが即座に書き換える、菊地は水溜りを突っ切りロスかと思われたがタイムは1分22秒台に入れトップに踊り出た、山田も水溜りを突き抜けたが菊地には届かず、川口(昭)は水溜りを避けたが山田に続く3位に留まりシリーズは2位のようだ、海野は5位に終わったがチャンピオンと思われる。

1 位 菊地 真 セリカ 01′22″253
2 位 山田 将崇 シビック 01′23″188
3 位 川口 昭一 インテグラ 01′23″209
4 位 源 健太 ブーン 01′23″228
2 位 海野 正樹 シビック 01′23″250
3 位 永井 秀和 シビック 01′23″471

2位 山田 将崇 シビック
3位 川口 昭一 インテグラ
4位 源 健太 ブーン
2位 海野 正樹 シビック
3位 永井 秀和 シビック

   
4WD−2 (エントリー 8台)


1位 島部 亨 ランサー
 シリーズチャンピオンはまだ決まっていない、トップは97ポイントの島部亨、古沢聖樹が90ポイント、89ポイントの小林茂則の3選手に可能性がある。

1本目、2番手の板岡史朗インプレッサは左のタイトコーナーで振られるが1分21秒、なかなか勝ち星に恵まれない五十嵐貴右ランサーは1分20秒で首位に立つ、小林ランサーはリズムをつかみ切れない感じで1分21秒、古沢インプレッサはタイトコーナーで振られ1分20秒だが五十嵐の前に出た、ラスト島部ランサーはタイトコーナーもコンパクトにまとめ一挙に1分18秒でトップタイムを出してきた。

2本目、2番手の佐々木剛ランサーが1分19秒をマーク、第8戦の覇者、伊藤上司ランサーはタイムダウン、五十嵐は水溜りよりもインをねらった走りで1分17秒で首位に立った。
小林は水溜りに足を取られながらも1分18秒で2位に、古沢は水溜りを避けて大きくアウトラインを選択しトップタイムとなる1分16秒を記録、島部もコースを探りうまく抜けて古沢をコンマ差で退けて今季3勝目を挙げて、シリーズチャンピオンも手中にした。

1 位 島部 亨 ランサー 01′16″045
2 位 古沢 聖樹 インプレッサ 01′16″912
3 位 五十嵐 貴右 ランサー 01′17″111
4 位 小林 茂則 ランサー 01′18″332

2位 古沢 聖樹 インプレッサ
3位 五十嵐 貴右 ランサー
4位 小林 茂則 ランサー
   

2017年 JMRC北海道ダートトライアルジュニアシリーズ 第9戦
 
J−1 (エントリー 6台)


1位 伊藤 紀久 ミラージュ
 シリーズは池田雅将が首位、伊藤紀久が3ポイント差で追う、この最終戦でチャンピオンが決定する。

1本目、4番手の木村守男スターレットが1分30秒を切ってきた、伊藤ミラージュが1分27秒と書き換える、しかしラストの池田シビックが1分26秒と抜け出した。

2本目、吉川喜恵美シビックが自己タイムを10秒削る1分28秒を記録、伊藤が力走1分25秒で首位を入替えてきた、池田も逆転をかけて飛び出していく、タイムはわずか0,157秒届かず2位にとなり、シリーズでも2位だ、最後の最後でシリーズチャンピオンを手中にしたのは伊藤であった。

1 位 伊藤 紀久 ミラージュ 01′25″832
2 位 池田 雅将 シビック 01′25″989
3 位 吉川 喜恵美 シビック 01′28″428

2位 池田 雅将 シビック
3位 吉川 喜恵美 シビック

J−2 (エントリー 7台)


1位 中村 尚人 ランサー
 シリーズ戦は高山繁が4勝を挙げチャンピオンを決めている、今戦は欠場だ。

1本目、1番手の萩中庄吉ランサーは1分22秒、高村昌直ランサーが0.1秒差でかわす、山口達也インプレッサは豪快に振り回し1分19秒、第3戦、4戦と連勝している村上周インプレッサは1分20秒で2番手につけた。
ラストの中村尚人ランサーは抑えた感じの走りで村上に続く3番手のタイムであった。

2本目、萩中は丁寧に走って自己タイムを3秒短縮する1分19秒、山口は迷いのない走りで1分18秒台に入れてきた、村上も激しいインカットで山口を引きずり落とす、ラストの中村は水溜りを直線的抜け唯一1分17秒を出し今期2勝目をマークした。

1 位 中村 尚人 ランサー 01′17″464
2 位 村上 周 インプレッサ 01′18″256
3 位 山口 達也 インプレッサ 01′18″897
4 位 萩中 庄吉 ランサー 01′19″028

2位 村上 周 インプレッサ
3位 山口 達也 インプレッサ
4位 萩中 庄吉 ランサー

クローズド (エントリー 1台)

このクラス、エントリーは1台で中島歩がしっかりと走り切った。

1 位 中島 歩 インプレッサ 01′25″065

  
賞典外 (エントリー 1台) 

全日本ランカーの北條倫史が出走し好走を見せた。

1 位 北條 倫史 ランサー 01′16″100