とかち 2017
2017.10.8
   
2017年 JAF北海道ラリー選手権 第7戦
2017年 JMRC北海道ラリーシリーズ 第7戦
撮影/報告 北海道・十勝 前田 進  
  
  

 北海道のラリーは7戦が組まれ、その最終戦が日本一寒いのが売りの十勝の陸別町を舞台に開催された。
コースは3週間前のアジパシ・全日本戦でも使われた陸別サーキットとその近隣の林道を中心とした。
7本のSSで、43.19 (ジュニアクラスは28.66) Km、トータル135.97Kmで全グラベルコースである。

天候は風もほとんどなく、この地としては暖かい日で、観戦者の中にはうちわで仰ぎながらの人もいた。例年だと夕方になると空気が急に冷たくなるがそれもなかった。
最終戦までシリーズチャンピオンが決定していないクラスもあり、最後の勝負というエントラントもいて最終の決着の舞台となった。

   
Class RA-5 (エントリー 9台)

 シリーズ1位は松波克知/竹下紀子組ランサー、2位はシリーズ8年連続チャンピオンの掛っている山田健一/猿川仁組インプレッサ、その差は5ポイントで、この最終戦が決戦の舞台となった。

SS1は山田(健)組、2位は松波組、そして田中健一/佐野公彦組ランサーが3位という流れだ、SS2も山田(健)組、松波組の形勢は変わらず、SS3では松波組が山田(健)組を0.3秒差まで追い詰める、ここで3位につけたのは、昨年は早々に戦線離脱の井土卓治/松川萌子組ランサーが3秒遅れで続いた。SS4で松波組が山田(健)組をついに捉えた。ここで寺尾基/海野眞紀夫組インプレッサがリタイヤ。

SS5.6は山田(健)組が連取、松波組は僅かだが後塵を拝している、SS6で藤澤和弘/岩渕亜子組インプレッサがリタイヤ。 そしてラストのSS7は松波組が奪うが、山田(健)組が松波組に8秒の差をつけて優勝、3位には大崩れがなく常に安定したタイムをキープしていた山田裕一/後藤琢匡組ランサーが入った。
山田(健)組は土壇場で優勝をもぎ取りシリーズチャンピオンを8と伸ばした。

1 位 山田 健一 / 猿川 仁 インプレッサ 31:24.8
2 位 松波 克知 / 竹下 紀子 ランサー 31:33.1
3 位 山田 裕一 / 後藤 琢匡 ランサー 33:31.1
4 位 井戸 卓治 / 松川 萌子 ランサー 34:04.7
5 位 田中 健一 / 佐野 公彦 ランサー 34:06.5
6 位 俣野 実  / 吉野 学典 ランサー 34:08.6

 上)左から1位、2位、3位 下)左から4位、5位、表彰式

 
Class RA-4 (エントリー 3台)

 このクラスもチャンピオンは決定していない、シリーズトップは山口昌洋/山口美由紀組、5ポイント差で芳澤顕一/大日方唯子組が2位となっている。
走り始めると芳澤組ミラージュが終始リード、SS3を落とした以外の6カ所のSSをトップで上がり圧勝だ、2位には山口組ミラージュが入った。
手元集計によるシリーズポイントの有効は同ポイントで、正式結果は主催者の発表を待たなければならない。

1 位 芳澤 顕一  / 大日方 唯子 ミラージュ 36:01.5
2 位 山口 昌洋  / 山口 美由紀 ミラージュ 37:18.7

 上)左から1位、2位、表彰式


 
Class RA-3 (エントリー 9台)

 このクラスのシリーズ混沌としている、シリーズリーダーは泉祐吾/小池征寛組、森一馬が2位、室田仁/鎌田雅樹組、金藤公人/宇野祐哉組と続いていてここまでがチャンピオンの可能性を残している、しかし森一馬は欠場のため3選手の争いだ。
SS1を制したのは岡田貴/村上比奈子組ヴィッツだ、2位は三木晴夫/河村幸子組デミオが食い込み、下克上の様相の中、3位に金藤組ストーリアが入った。

SS2も岡田組で、2位は二ツ川啓輔/尼子祥一組ヴィッツ、金藤組はここも3位だ。
SS3は二ツ川組が奪い、2位には岡田組と菊池雄太/井上草汰組ヴィッツが同タイムでしのぎを削る。 SS4のトップは又もや岡田組で、二ツ川組、三木組が追う展開となった。

SS5は二ツ川組が奪えば、SS6は岡田組がトップとシーソーゲムが続く、ここで3位をキープしていた金藤組がマシントラブルで後退、ラストのSS7は二ツ川組が奪うがSS1の遅れも影響し2位となった、優勝の岡田組は昨年に引き続き連勝だ。 また三木組も昨年と同じ3位というポジションとなった。
シリーズリーダーの泉組スイフトは4位、シリーズ3位の室田組ヴィッツはSS5でリタイヤという波乱にとんだ最終戦であった。

1 位 岡田 貴  / 村上 比奈子 ヴィッツ 35:15.7
2 位 二ツ川啓輔 / 尼子 祥一 デミオ 35:33.5
3 位 三木 晴夫 / 河村 幸子 デミオ 36:11.0
4 位 泉 祐吾  / 小池 征寛 スイフト 36:40.4
5 位 井土 正高 / 河野 功 ヴィッツ 36:51.7

 上)左から1位、2位、3位 下)左から4位、5位、表彰式

 
Class RA-1 (エントリー 4台)

 このクラスは、田中伸幸/岡田恵組と岡村巧/岡部謙伸組がともに1勝づつあげて同ポイントで競っている。 
SS1は和田誠/宗片さおり組スイフトが奪い、SS2は田中組スイフト、和田組はSS3.SS4と連取するがSS5でリタイヤで、前戦に引き続き連続リタイヤとなった。
その後の3本のSSは田中組が制し優勝、岡村組は2位に留まった。

1 位 田中 伸幸 / 岡田 恵 スイフト 35:11.5
2 位 岡村 巧   / 岡部 謙伸 スイフト 35:53.4

 左から1位、2位、表彰式
  

 
Class  Jr.RA−5 (エントリー 4台)

 ジュニアクラスは、SS4までの戦いとなる、SS1は江尻稔晶/大平裕己組ランサーが高橋和多利/伊藤淳郎組インプレッサに5秒の差を付けてトップを奪う、3位にはホクシン/海野雅樹組ランサーだ、宍戸将啓/織田祐徳組勝ランサーは早々にリタイヤ。
その後SS2.3.4と全てを江尻/大平組が制し、2−3位もSS1と同じ順位であった。

1 位 江尻 稔晶 / 大平 裕己 ランサー 22:53.5
2 位 高橋 和多利 / 伊藤 淳郎 インプレッサ 23:19.1


 上)左から1位、2位、表彰式

 
Class Jr.RA−4  (エントリー 5台)

 白尾泰/鷹巣恵鈴組ミラージュは4つのSS全てをトップで上がった、僅差で2位をキープしていた栗原啓吾/坂本樹一朗組ミニは最後のSSを白尾組と同タイムでゴール、3位には大納進太郎/高橋芙悠組FTOが入った。

1 位 白尾 泰  / 鷹巣 恵鈴 ミラージュ 23:07.2
2 位 栗原 啓吾 / 坂本 樹一朗 ミニ 23:14.3
3 位 大納 進太郎/ 高橋 芙悠 FTO 24:05.2

 左から1位、2位、3位

Class Jr.RA-3 (エントリー 1台)

 このクラス、エントリーは1台、安藤義明/安藤岐代組ヴィッツが順当に走り切った。

1 位 安藤 義明 / 安藤 岐代 ヴィッツ 26:13.1


Class K-Car (エントリー 2台)

 エントリーは2台で、谷岡一幸/吉川高利組ヴィヴィオと佐藤秀輝/仲田治夫アルト組が首位を2本づつ奪いあうという混戦の中11秒差で谷岡組が優勝。

1 位 谷岡 一幸 / 吉川 高利 ヴィヴィオ 24:24.1


  
Class ビギナー (エントリー 1台) 

 近藤拓/松本真直組ランサーはビギナーとは思えない好タイムでゴール。

1 位 近藤 拓  / 松本 真直 ランサー 22:12.7